読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俺?CEOだよ。社員いないけど

めんどくさいことばかり考えている25歳起業家「黒なんとか」の日記。頭の整理のためにゴミを投下します。

【トレンディエンジェル】23歳にしてハゲ散らかした友達を持つ僕が、その切なさを説明する


やぁ、みんな!今日も元気にフサフサライフを送っているかい?僕はこの文章を大学の図書館で書いているけど、僕はもちろんフッサフサだし、歩く人はみんなフッサフサの若人ばかりさ。そりゃそうだね、基本的に18〜22歳の人が多いんだから!

でもね、この僕の母校だけでさえたくさんの人間がいる以上、必ず外れ値が存在するんだ。そうだね、俺をブログに引きずり込んだ友達のハゲ(通称おハゲさん)だね。さっきも一緒に昼飯食ったよ。笑顔で唐揚げを頬張る彼の額は、ベトナムのニャチャンのビーチの太陽より眩しかったなぁ〜。



さて、本題に入ろう。去年の暮れ、M-1優勝と共にお茶の間にその名を轟かせたトレンディエンジェルだが、彼らの凄さをイマイチわかっておらず「ただのハゲネタの人たち」という認識の方も多いようだ。

f:id:Akiokio0115:20160124132733j:plain


そんなにハゲネタは単純じゃねぇぜお嬢ちゃん


お笑い芸人でもなんでもないのに知ったような言い方になってしまい申し訳ない。そもそも周りにフサフサguysしかいないあなた達にはそりゃあわからないことだろう、ハゲ、特に若ハゲというのはどういうものなのか。

それを笑いにできるまで、どういう道のりがあったのか。

だからこの記事で、僕が大学時代最も長い時間を一緒に過ごしたと言っても過言ではないおハゲさんとの日々で感じたことを紹介していきたい。

 

 

おハゲさんがハゲた経緯


そもそもおハゲさんがハゲ散らかした経緯をご紹介しておこう。

彼は大学に入ってすぐ某テレビ局のハードなバイトを始めて、さすがテレビ局というほかない学生のレベルを超えたお給金を毎月貰っていた。埼玉で純真無垢に培養された青年は1年もすると完全に金銭感覚が狂っていて、当時の彼は今思い出しても完全にバブルの権化だったと思う。



しかし、彼がそのお給金と引き換えに失ったものは決して小さくはなかった。



そう、毛髪だ。彼の毛根たちは、過度なストレスに晒され続ける忙殺の日々に嫌気が差し、次々とその役目を放棄し主人との主従関係に終止符を打っていった。しかし、稼いだ金で風俗に通うことで忙しい彼はそれに気付かなかった。彼らのSOSを、必死の毛(もう)ルス信号を、無視し続けた。


そして気付いた時には、彼の頭頂部は死んだ毛根が静かに横たわる不毛地帯になっていた。急いで呼びかけても、その声は連日の飲み会のせいで脂ぎった頭頂部に虚しく響き渡るだけだった。


彼は失意の中バイトを辞め、それから時はたち今年で23歳になった。酒もさほど飲まなくなった彼の頭頂部は、今や白骨化した毛根たちが乱暴に打ち捨てられている砂漠と化した。今日もまた彼は独りで司令室に座り、緩やかな風が吹く砂漠に散らばる骨たちに毛ルス信号を送り続ける。返事は、まだない。

 

若ハゲは実際はイジれないし、ガチで心配される



こんなおハゲさん、実は大学に入った時は全くおハゲさんではなく、アジア人特有の黒々とした太い髪をスポーツ刈りのように刈り込んだガキンチョだった。これは間違いなく言えるが、その時は彼を「ハゲている」とイジっている人など存在しなかった。だって全くハゲてなかったから。

それが、上記の闇バイトを始めた頃から本当に急激にハゲ始め、2年生の夏にはパッと見で気付くレベルに達し「あれ、結構ガチ目に〇〇ハゲてね...?」と仲間内で心配する声が上がりはじめたのだ。女の子は特に「ねぇ...大丈夫?」というテンションだったのをよく覚えている。



そう、現実では友達が突然ハゲ始めるとみんな凄く心配するのだ。


おハゲさん自身も最初は「若干ヤバいねwwまぁ大丈夫ッしょ!!」というような返しだった。しかし3年生になったころにはもう生え際も後退する有様で、結局ガッチリとハゲてしまった。おハゲさんの友達である僕は、最早イジる方向にしか活路を見出せなくなっていた。せめて彼が段々ハゲを受け入れられるように、雑なイジりをすることだけはやめようと心に誓った。

しかし、そんな心配は無用だったかのようにおハゲさんは自らの中にハゲを落とし込み、飲み会を中心に舞った。なんなら、ハゲていることを利点にしていさえするようだった。おそらくそこに到達するまでには、僕の知らない葛藤があっただろう。自分がハゲピエロになることを受け入れるのは、容易ではないはずだ。

時には「雑なイジりを受けた」という愚痴を彼から聞いたこともあった。若ハゲほど安易な「場の逃げ」は中々無いので、それに飛びつく面白くないやつも世の中にはたくさんいるのだ。

そして彼が言っていたが、何よりも辛いのは「同情や心配をされること」だそうだ。女性というのはイジりという文化があまり好きではない人も多いらしく、僕も彼が女の子にガチで心配されている姿を何度か見たことがある。仲間内でいつものハゲトークをしてみんなで爆笑していたら、それを苦虫を噛み潰すような顔で見ていた女の子がいたのを僕は忘れない。

残念ながら、心配や同情をしたところで、彼の髪の毛は生えてこない。もちろん僕は彼に髪の毛が生えて欲しいので、何か良い毛髪情報をゲットしたときは報告したりしている。でも、仮に生えてこないとしても、それはそれで楽しく生きていくほうがいいじゃない。心の中で「うわ、ハゲてるなぁ...かわいそう」と思うんじゃなくて、「今日もガッチリハゲてるね」とカジュアルに挨拶するような、そんな友達で僕はありたい。