読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俺?CEOだよ。社員いないけど

めんどくさいことばかり考えている25歳起業家「黒なんとか」の日記。頭の整理のためにゴミを投下します。

10年前、男のくせに「東京タワー」で岡田准一に恋をしたことを思い出した

映画

 


最初に断っておくと、僕はゲイじゃないし、バイでもない。どストレートです。あと、この記事は映画「東京タワー」(リリー・フランキーのほうじゃないよ。江國香織のほうだよ)のネタバレを若干含むので、見たいと思っている人はななめ読みしてください。もう10年前の映画だからそんな人あんまりいないと思うけど。でも忘れ去られるにはもったいないような気がしてならないので、これを今書いてます。

15歳の僕が知った「岡田准一」という正義

f:id:Akiokio0115:20151216110656j:plain

僕は家族が圧倒的洋画派だったこともあり、邦画をあまり見ないまま大人になった。今も若干苦手意識があるのは否めない。そんな僕が10年前、当時15〜6歳くらいのときにたまたま深夜にテレビでやっていた「東京タワー」という邦画を自室でぼーっと見ていたら、思わず映像美に圧倒されてしまったという思い出がある。僕は映画を断片的にしか記憶できないので話の筋なんかはもう飛んでしまっているのだけど、とりあえず美しい映画だったし、感銘を受けたシーンは今思い出しても切なくなる。

なにより、今では図書館で銃撃戦をする筋肉モリモリお兄さんの岡田准一が、この映画では黒木瞳と不倫をする美しい痩身の大学生を演じていたのだ。時の流れは不思議なものである。先に書いたとおりあまり邦画を見ないので今の岡田准一の作品に触れる機会はなくなってしまったけれど、この「東京タワー」の記憶がある限り、僕の中で岡田准一はかっこいい人なのだ。「お前に言われなくても岡田准一はかっけぇよ」と皆さんお思いかもしれない。でもその「かっこいい」とは違う岡田准一が、いるんすよ、東京タワーに。

 


一番美しいシーンは黒木瞳との情事では、ない

 

この映画は江國香織原作で、岡田准一、松本潤といった美しい若者が、黒木瞳、寺島しのぶといった年上の女性との不倫にのめり込んでいく話なので、メインターゲットは女性、それも20代以上の女性だろう。少なくとも、当時の僕のような15歳の性欲満天モンキーが見る映画ではない。

f:id:Akiokio0115:20151216114347j:plain

だからなのか、僕が一番印象に残っていて今でもあれは邦画の美しいシーンベスト10に入れたいと願うのは、おそらくこの映画を鑑賞した女性たちとは全く違うシーンだ(試しにそのシーンについて誰か言及しているか検索してみたら、人っ子一人いなかった)。

もう一度言っておくと、この映画は若くて美しい若者が、年上のこれまた美しい女性と不倫にのめり込んでいく映画である(美しい人は不倫していても清潔感がハンパじゃない。なんて不公平なんだ、世の中は)。そんなこの映画の劇中に、その美しい不倫大学生の岡田准一と、黒木瞳を寝取られた旦那の岸谷五朗が、(なぜか)夜のプールのたっかい飛び込み台の上で対峙するシーンがある。そう、不倫がバレてしまったのだ。緊張しつつ本当に黒木瞳を愛していることを伝える純真無垢な岡田准一と、「ガキが火遊びしやがって」という大人の威圧感を全身から静かに迸らせる岸谷五朗(僕はこの映画で岸谷五朗の凄さを知った)、そして誰もいない暗いプールと2人を照らす薄っすらとした明かり。そしてそのあと... いや、これは映像を見てほしいので自粛しておこう。とりあえず僕は絵面に見入ってしまった。「なんだこの映像は。なんなんだ。美しすぎる」と。もしこの記事を見てからこの映画をチェックしてくれる人がいるならば、このシーンに注目してくれたらこれ以上ない幸せだ。頼む、あのシーンを国宝にしたいんだ。

もしかしたら、ただの思い出補正なのかもしれない

多感な時期に触れたものは、思い入れが強くなりがちで所謂思い出補正がかかっていることもしばしばある。もしかしたら、この映画のあのプールのシーンもそうなのかもしれないと、少しさびしい気持ちになる。ただ15歳が大人びた映画に興奮していただけなのかなー、と。「それでも、あの時は感動したのだから良い」と、思い切ってもう一度見てみようと調べたら、DVDしかなくてBlu-rayは発売してなかった。そんなぁ。まぁ確かに需要ないかもしれんけどさぁ。どうせなら綺麗な映像で見たいので、会員制ストリーミングサイトで公開されないだろうか、と願うばかりだ。

 

東京タワー プレミアム・エディション [DVD]
バップ (2005-07-21)
売り上げランキング: 6,962